2012年04月24日
莧菜が出荷開始!
「莧菜(クサカンムリに『見』)」と書いてヒユナと読むそうな。川辺農園ではなぜか広東語でインチョイと呼ぶ。ちなみに北京語では「シェンツァイ」と言い、「ジャワホウレンソウ」という日本語の別名もある。見た目もそうだけど、何だか不思議な野菜。
例年だとゴールデンウィークが過ぎてからしか出荷開始にならないのに今年は4月中に出荷開始です。ここ10日ほど気候に恵まれたこともあるけど今年から品種を変えたこともあるかな。
薄緑色の「青莧菜」は、生食できるくらい柔らかくて加熱しても黒ずんだりせずにキレイな薄緑色が長持ちするのが特徴。青物がない真夏が旬なので重宝します。
赤紫色の、通称「赤インチョイ」は炒めたりスープに入れると汁やスープがショッキングピンクに染まるので、結構インパクト強し。葉の赤と茎の薄緑色とのコントラストがいかにもアジアっぽくて良い感じです。赤シソや赤ワインと同じアントシアニンが多く含まれているので動脈硬化予防や疲れ目などにも効果があるそうです。
青も赤も、意外とあっさりした淡白な味。調理アイデアが活きる素材だと思いますが、僕はシンプルにニンニクを効かせて塩炒めが好きだなぁ。
Posted by 川辺農園